奄美群島国立公園・四季の写真



奄美大島・大島海峡のウミウシ


アマミホシゾラフグとミステリーサークル


写真提供 水中写真家

大方洋二氏


水中写真家:大方洋二氏のプロフィールとミステリーサークル

 1942年東京生まれ。都立墨田川高校卒業後、1963年にスクーバダイビング及び水中撮影を始める。1981年に水中写真家になり、現在に至る。さまざまな海で魚類の生態を撮影し、NHKの動物番組のコーディネーターもつとめる。この奄美大島にも30年前くらいから毎年のように、撮影に来られ、2011年このフグがミステリーサークルを作るところを発見。

このフグの貴重な生態を広めるため、NHKに企画・提案し、翌2012年「ダーウィンが来た!」で長期取材を行う。その中で新種の可能性が高いフグであると判断し、魚類学者が調査・研究。その結果、2014年新種記載され、和名はアマミホシゾラフグと命名された。2015年、アマミホシゾラフグは世界でも極めて特徴的な生態であることから、国際生物種探査研究所

ニューヨーク州立大学)より「世界の新種トップ10に選ばれ世界に発信された。それから、国内外のメディア、研究者が訪れている。この写真は2012年世界に初めて発信した、大方洋二氏の貴重な写真です。

 


奄美 生命の鼓動 海底のミステリーサークル

 写真:大方洋二

 発売日:2016年07月01日

 出版社:講談社

水中写真家、大方洋二氏に発見された、新種アマミホシゾラフグの写真集。
 新種のフグが作る、美しい海底のミステリーサークルは、産卵床だった! ミステリーサークルが作られ、そして産卵、ふ化までの世界的な大発見の記録です。
奄美の海の、美しい生きもの達の、生命の営みを奄美に通い続けている海洋写真家、大方洋二氏がやさしい眼差しで撮します。


 

サンゴ礁の海 生きるための知恵くらべ

  • 絵本
文・写真: 大方 洋二
出版社: 岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
発行日: 2020年10月

生き抜くためにさまざまな「工夫」をこらしている魚たちの姿を長年かけて記録した一冊。魚たちのさまざまな共生関係をベテラン写真家の生態写真で見て行きます。
共生関係を中心に、クリーニング、寄生、群れる、食べる・食べられる、隠れる・住む・掃除魚・寄生など、様々な種間関係を生態写真で見せる写真集。


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